3月1日(月) - 3月4日(木)の4日間、 IMS Digital Credentials Summitが開催されました。最新のオープンバッジを中心に最新のデジタル・クレデンシャルに関する取り組みや・成果などを世界の実践家・研究者が52のセッションで発表しました。
一言で状況を説明すると、欧米において更に活用が広がってきたと言えます。それを象徴するオープンバッジの事例を1つ紹介します。
もう一つは、次回にご紹介します。。。
1. SkillSoft社がオープンバッジ発行を、昨年2月より開始し、今年の2月までの立ち上げ1年間で発行したオープンバッジの数は、1,000万バッジになりました。。。
(1) SkillSoft社は、世界最大のeラーニング・コンテンツ:9,000コースを持つ会社です。そのコンテンツを利用する企業はフォーチュン500社の60%と言われています。日本においても、日本語化したコンテンツを富士通やNECが販売しています。
(2) 現時点までの1,000万バッジは、SkillSoft社のポータル・システムからデジタル・クレデンシャルのパートナー企業として選定したAccredible社のシステムにシームレスなUX接続して発行したものですが、主要なLMSベンダーも、SkillSoft社のコンテンツを大量に調達していますので、現在、SkillSoft社から各LMSベンダーにオープンバッジの採用を働きかけています。
(3) 従来は、オープンバッジの発行対象コースはIT系が主でしたが、SkillSoft社は、社名の通り、ソフトスキルのコースが充実していますので、それを利用する企業の拡がりは、従来のIT系から全業種へと急速に広がります。
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